ハートケア流山 当施設のご利用をご検討されている方向け おうちで施設見学

当施設のご利用をお考えのご本人・ご家族の方に、当施設をおうちで見学していただけるコンテンツです。実際に見学に来られた際と同様に、ご案内いたします♪
見学の下調べ

認知症を抱える母の在宅介護をしていますが、最近症状が進行し、介護保険サービスの利用を検討中です。できる限り自宅で生活を送りながらサービスを受けたいのですが、認知症のリハビリを受けるために一時的な施設入所も視野に入れています。

入所・短期入所・通所リハビリ・訪問リハビリなどのサービスを展開する介護老人保健施設「ハートケア流山」には、社会福祉士資格を持つ支援相談員が在籍し、施設見学・利用相談に伺うと、ニーズに合わせた施設サービスの利用説明・アドバイスをしてくれるそうです。

施設入所のタイミングや、退所後の在宅サービスについても本人・家族の希望に合わせて相談に乗ってくれるらしいので、さっそく見学に行ってきます。


玄関

上尾中央医科グループ(AMG)の介護老人保健施設「ハートケア流山」があるのは、東武アーバンパークライン「江戸川台駅」から徒歩20分の田園地帯。周辺には、日本最大級の物流施設「GLP ALFALINK流山」があり、道路が整備されています。

バスでアクセスする場合、江戸川台駅西口から「ぐりーんバス」に10分ほど乗車し、「ハートケア流山前」バス停で下車してすぐ。また、常磐自動車道「流山インター」出口から1.5kmと、都内からも車でアクセスしやすく、敷地内には50台の駐車場が完備されていました。

施設の玄関では、支援相談員のお2人が笑顔で迎えてくれました。
「ようこそ!本日はよろしくお願いします。どうぞこちらへ」。


玄関・ロビー

玄関を入ると、広くて明るいロビーがあります。左手には受付窓口があり、事務スタッフさんと介護ロボット「パルロ」が迎えてくれました。

「パルロは人と楽しくコミュニケーションを取ることができる介護ロボットで、利用者様と会話をしたり、レクリエーションの際には歌ったり踊ったりと、その場を明るく盛り上げてくれます」。

「当施設では、介護ロボットなどのデジタル技術を上手く活用し、そのぶん、人にしかできないケアを、より丁寧に時間をかけて行っているんですよ」。


面談スペース

つづいて、面談スペースへ。

「入所前の面談では、支援相談員がご本人の心身状況や生活ニーズ、ご家族の要望についても細かくお聞きしています。施設入所にためらいのあるご家族も多いです。不安や心配ごとなど、お気軽にご相談ください」。

「当施設の支援相談員は全員が社会福祉士資格を有し、地域の病院職員や居宅のケアマネージャーと密に関係を築いていますので、さまざまな医療・介護・在宅サービスについてご提案できます」。

「退所後も当施設の通所リハビリ・ショートステイ・訪問リハビリでリハビリを継続していただけます。また、施設入所と在宅生活を繰り返しながら機能維持を目指す『リピート利用』のご提案も行っています」。

「一方で、入所中に加齢・疾患により終末期を迎えた方に対して看取りケアも行うなど、幅広い介護を提供できる点が当施設の強みです」。


入所フロア

つづいて、入所フロアへ。

「入所定員は132名で、2F・3Fは一般棟(92名)、4Fは認知症専門棟40名の構成です」。

「在籍する介護スタッフの約8割が国家資格の介護福祉士資格を有していて、利用者様お一人おひとりの気持ちに寄り添い、専門的な知識・技術にもとづく丁寧な介護を行っています」。

「また、より質の高いサービスの提供を目指し、施設内外の研修に積極的に参加していて、さらなるスキルアップにも努めているんです」。


居室

つづいて、居室を案内していただきました。

「各フロアに個室を設け、プライベートな空間を大事にしたい方、病状に合わせて利用したい方などにご案内しています。多床室は和気あいあいとした雰囲気で、なかには『一人は寂しいから皆と一緒がいいわ』と話される利用者様もいらっしゃいます」。

「ご家族の面会は予約制で、各フロアに専用ブースを設け、利用者様の感染症リスクを下げながら実施しています」。


リハビリスペース

入所フロアには、リハビリスペースが設けられています。

「入所から3カ月間は『短期集中リハビリ』期間で、1回20分のリハビリを週7日提供します。リハビリテーション科には理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が在籍し、利用者様ごとに個別のリハビリ計画を立案して、日常生活動作訓練・運動療法・言語リハビリ・飲み込みの練習・家事練習などを行っています。『認知症短期集中リハビリ』では、対象者に認知機能改善プログラムを提供しています」。

「リハビリ効果の持続のために、リハビリ職と介護職が連携して、入所フロアでも機能向上を意識した関わりを重視していて、その結果が高い在宅復帰率につながっています。退所時には通所リハビリや訪問リハビリをご案内し、安心・安全な在宅生活を末永く送っていただけるよう取り組んでいて、少しでも生活機能の低下がみられた場合、ご家族の介護負担に配慮して再入所のご相談にも応じていますのでご安心ください。


入所フロアのデイルーム

入所フロア内のデイルームに行き、クラブ活動の様子を見学しました。

「当施設では、楽しみながら健康づくり・体力づくりに励んでいただけるよう、書道・フラワーアレンジメント・麻雀など、8つのクラブ活動の中から興味のあるものを選んで参加していただけます。クラブ活動は、共通の趣味や関心を持つ利用者様同士の交流の場にもなっているんですよ」。

クラブ活動の他にも、節分の豆まき・夏まつりほか、季節にちなんだレクリエーションや行事も充実しているそうです。


浴室

つづいて、浴室を案内していただきました。

「一般浴(大浴場)、個浴、機械浴がご利用できます。大浴場は多くの利用者様から人気で、ときどきリラックスされた利用者様の鼻歌も流れます。おひとりで入浴できる個浴は、他者との入浴に戸惑いのある方にご案内したり、在宅復帰の練習に活用したりしています」。

「機械浴は、2種類の浴槽から選択できます。1つ目はミスト浴で、ため湯ではないので、他の方との共用のお湯が苦手という方も安心です。2つ目はオーソドックスなお湯はりタイプで、ゆったり湯船につかりたい方はこちらがおすすめです」。


食堂

食堂で、昼食の時間に行われる「ミールラウンド」を見学しました。

「ミールラウンドとは、いつまでも口から美味しく召し上がっていただけるよう、管理栄養士と言語聴覚士が連携して食事の様子を観察することです。当施設では、栄養バランス・健康・病状などに配慮した食事を、かむ力・飲み込む力に応じた形態に調整し、食が細い方もしっかり栄養を取れるように工夫するなど、お一人おひとりに合わせた食事の提供に努めています。栄養科では、季節にちなんだ行事食にも力を注いでいて、利用者様からとても好評です」。

「また、歯科衛生士を交えた、口の中を清潔に保つための『口腔ケア』や、介護スタッフを中心とした、口周りの筋肉を動かす『口腔体操』なども実施し、誤嚥性肺炎の予防に努めています」。


入所フロア

つづいて、入所フロアで、看護師さんの業務風景を見学しました。

「当施設には看護師が24時間常駐し、利用者様の日々の健康管理を行い、点滴・吸引・胃ろう管理・ストーマケアなど、医療依存度が高い方へのケアにも対応しています」。

「施設長は外科医で、多職種とチームを組んで医療対応を行っていて、当施設と同じグループの『千葉愛友会記念病院』も近くにあるため、急変時の受け入れ体制も万全です」。

急変時の対応がスムーズなのは安心ですね。


入所フロア

スタッフの皆さんが会議を行っていました。

「当施設オリジナルの取り組みの一つとして、ケアマネージャーと介護福祉士を兼務する『ケアマネージャー兼介護職』の活躍があります。各フロアに1名ずつ配置していて、利用者様の日常ケアについて多職種と話し合い、お一人おひとりの生活課題を踏まえた最適なケアプランを作成しているんです」と、皆さん。


通所リハビリフロア

お次は、1日定員50名の通所リハビリフロアへ。

「通所リハビリの運営は、月曜から土曜までの10時~16時です。週2回通われている利用者様が多く、1日1~2時間の短時間のサービスにも対応しています」。

「通所リハビリのサービス内容は、リハビリ専門職による機能訓練、看護師・介護職による健康管理・入浴支援・排泄支援・レクリエーション活動、管理栄養士による栄養バランスのとれた昼食・おやつの提供などがあります」。

フロア内には、利用者のみなさんがリハビリをかねて作成した作品がたくさん飾られていました。


通所リハビリフロア

お次は、通所リハビリでのリハビリの様子を見学しました。

「利用者様の心身の状態に合わせて、筋力トレーニング・体操・歩行練習・日常生活動作練習・自己トレーニング指導・家事や外出訓練・手工芸・精神的サポートなどを組み合わせて行い、病院を退院されたばかりの方には40分間の集中リハビリを提供しています」。

「リハビリテーション科では、利用者様に『楽しい』と感じていただけるリハビリを目指して、自己肯定感や達成感を得られるような関わりも大切にしています。また、ご家族の介護力も確認させていただき、介護指導や住環境・福祉用具に関するアドバイスも行っています」。


ハートケア市場の様子

お次は、通所利用者の買い物支援として導入している「ハートケア市場(いちば)」を見学しました。大人気のイベントだそうです。

「毎月定例で、地域の農場や商店の方のご協力いただき、施設内で利用者様にお買い物を楽しんでいただいています。障害者就労支援にも取り組む『えか自然農場』さんの有機野菜販売は、人気が高いです」。

「他にも、食料品や生活用品が購入できる『ファミリーマート』さん、お花を扱う『フラワーダンス』さんなども人気で、地元のものを買って消費することで地域社会に貢献し、Win-Winの関係を築いているんです」。

「利用者様からは、『お財布を出したのは久しぶり』『お世話になっている家族にプレゼントできるわ』など、喜びの声があがります」。

素晴らしい取り組みですね!


通所リハビリの送迎車

外に出て、通所リハビリの送迎車を見せていただきました。

「通所リハビリでは、ご自宅~施設の送り迎えを、ドライバーと添乗スタッフで安全に行っています。お身体の状態に合わせて、ご自宅の出入りや車の乗り降りの動作を評価し、専門スタッフが状況に合わせた介助を行いますので、ご安心ください」。


入所フロア

多職種の皆さんにお会いできました。

「当施設では、さまざまな専門職が連携・協働する『チームケア』を推進し、チームで利用者様の支援に取り組んでいます。多職種でのカンファレンス(ミーティング)を月に4回実施し、職種間で情報共有・意見交換を行って、利用者様お一人おひとりの『その人らしさの実現』につながるサービスの提供を目指しているんです」と、みなさん。

こちらの施設なら母を安心して預けられそうです。今日はありがとうございました。

見学後記
印象的だったのは
国家資格を持つスタッフの多さです。支援相談員は全員が社会福祉士資格を有していて、介護職も介護福祉士資格を持つ方が約8割とのこと。リハビリテーション科には理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の3職種が在籍し、介護職にも生活リハビリの重要性を伝えて高い在宅復帰率を実現し、老健として最高ランクの「超強化型」に認定されています。
退所後の相談にも乗ってもらえるでしょうか?
ええ。利用者・家族との長い付き合いをしていけるよう、退所後も在宅での介護生活を末永くサポートする体制を整えています。実際、退所後もこちらの施設のショートステイ・通所リハビリ・訪問リハビリを継続して利用する方や、施設入所と在宅生活を繰り返すリピート利用の方なども多くいて、さまざまな施設サービスを数年単位で継続利用し、最終的には馴染みのある施設で看取りを希望する利用者も少なくないそうですよ。
こんな点もおすすめです♪
地域に根差した介護施設として、地域の人とのつながりをとても大事にしています。地元の農場や商店と一緒に取り組む「ハートケア市場」だけでなく、地元の専門学校から多くの介護実習生を受け入れたり、介護科長が地元の高校へ授業に出向いたりと、地元の人々との交流が多い点も素敵だなぁと感じました。
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